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絵空葉書

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Lyricist: 鴨田潤     Composer: 鴨田潤・二階堂和美



背もたれにゆだねる
手掛けてる絵空は
ひねられてひめられ
人知れずかさばる
はかなく空回る
何気なく淡い
裁縫道具で開放を織り込む
清書の途中の原稿に取り次ぐ
「取り急ぎ」とだけ配置
文字で急いてみても
見慣れすぎた景色が
日暮れても返事が
天気が
免疫が
任期が
負けん気が

えっと 忘れてしまいそうな

存分にぼんやり
とっくの昔に

増えていく辞書に沿って
減っていく緊張
感傷もともすれば
環境にうながされ
呆れても無いのに
あくびで開けた口のおかげで
モノも言えぬのが良かったから

えっと 忘れてしまいたくなる

存分にぼんやり
とっくの昔に
忘れてしまったはずなのに