海外の大物アーティストとコラボしたJ-POPアーティストたち
デビューから20年経った今も最前線で活躍し続ける大物ダンス&ボーカルグループ、バックストリート・ボーイズのニックと、AAAのNissyこと西島隆弘のコラボレーション作品「Nothing’s Gonna Change My Love For You」(変わらぬ想い)が先日10日に発表されました。(YouTube: UNIVERSAL MUSIC JAPAN) “ニック&ニッシー”と、何となく響きもぴったりの2人。ニックが日本人アーティストとの共作を望んだことに端を発して実現し、話題となった今回のコラボですが、実はかねてからこのような形で叶った海外の大物アーティストと日本人アーティストの共作は結構多いのです。今回はそんなビッグな洋楽×邦楽コラボ作品をご紹介しましょう。カバー曲や共同制作のオリジナルソングで魅せる絶妙なハーモニーに酔いしれてください!前述のバックストリート・ボーイズをはじめ、チャカ・カーン、スヌープ・ドックといった、とんでもない大物たちを相手に次々とコラボ作品を誕生させてきたAIですが、こちらの作品ではあのジャクソンズとコラボ! 故マイケル・ジャクソンのトリビュートライブでテーマ曲として披露された同曲ですが、実はジャクソンズとコラボするアーティストは、日本人としてはAIが初めてとのこと。さすがは日本を代表するR&B歌姫!(YouTube: AiVEVO)こちらも超大御所とのコラボ作品。ライオネルのキャリア45周年を記念したデュエット・アルバム日本盤に収録された同作は、ビルボード誌が"音楽史上最高のバラード"と称した「エンドレス・ラヴ」(ライオネルとダイアナ・ロスのデュエット曲)のカバー。Crystal Kayは自らの個性を発揮しながらも、見事にライオネルのデュエットパートナーとしてこの伝説的なラブソングに息を吹き込みました。(YouTube: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)SuperflyがJETの本拠地であるオーストラリアはシドニーに向かい、共同での楽曲制作&レコーディングを敢行したという超本気のコラボ作。ことの発端はJETの武道館ライブを観て感動したSuperflyが彼らにオファーした、というものなのですが、コレに対してJET側もヴォーカル・志帆のパワフルな歌声に衝撃を受けて快諾したのだとか。(YouTube: Warner Music Japan)自らがリスペクトするR&Bシンガー、ブライアン・マックナイトとの共演を果たした青山テルマ。当時の状況を振り返り「彼と初めてスタジオに入って、彼の声を聴いた瞬間涙が溢れてきました」とコメントしている。ポリスの「Every Breath You Take(見つめていたい)」を独特のフィールでカバーした同作は、2012年にテルマが発表したカバーアルバムに収録されている。(YouTube: UNIVERSAL MUSIC JAPAN) いかがでしたか? よくよく振り返ると、様々なジャンルのアーティストが様々な形で共演を果たしたコラボ作がたくさんあるものです。わりと最近では、安室奈美恵やTANAKA ALICEがデヴィッド・ゲッタと、三代目J SOUL BROTHERSがAfrojackとコラボし、EDM界のヒーローたちとのタッグが話題になっていました。 海外のビッグアーティストと日本の若い才能がコラボレーションすることで、未知の可能性やお互いのファン層が広がる、という相乗効果も多いにあると思います。いずれかのアーティストのファンにとってもこれまで知らなかったジャンルに耳を傾ける良いきっかけになるでしょうし、誰もがハッピーな結果を得られる機会と言えるでしょう。海を超えたコラボレーション、今後もさらに加速してほしい動きです!
AI× ジャクソンズ
Crystal Kay ×ライオネル・リッチー
Superfly × JET
青山テルマ×ブライアン・マックナイト