怖い童謡〜背筋が凍る童謡の歌詞〜

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子供の頃に聞かされたり歌ったりした童謡。いまでもすぐに口ずさめる人が多いと思います。でも歌詞を全部知っている人は、なかなかいないのではないでしょうか。童謡にちゃんと向かいあってみると、意味がわかないことがあったり、妙な違和感を感じることがあります。それは童謡に少し怖い意味合いが隠されているからなのです。今回は誰もが知っている有名な童謡を取り上げ、その解釈や、そこから派生した都市伝説をご紹介します。


はないちもんめ

食べることもままならない時代、貧しい人たちは家族の食べる人数を減らすために「口減らし」が行い、お金を確保するために自分の子供たちを人買いに渡してしまうこともあったようです。「もんめ」は貨幣として用いる銀の重量を表す単位で、花を買う僅かな金額ほどで子供たちが売られていたのかもしれません。また「花」とは女の子を表す言葉なので、買われていく場所は「遊郭」だったのかもしれません。

かってうれしい はないちもんめ(子供を安く買えて嬉しい)

まけてくやしい はないちもんめ(子供を安く値切られて悔しい)

子供たちが歌う無邪気なあそび歌には、こんな残酷な意味が込められていたのかもしれません。最後まで「欲しい」と呼ばれなかった子供がいるのかなと想像すると残酷なあそび歌に感じてしまいませんか?そんな影響なのか、最近の「はないちもんめ」の歌詞の多くが書き換えられて歌われているようです。


かごめかごめ

子供の頃によく歌った「かごめかごめ」。幼心にこの歌に不思議な違和感を持った人も多いのではないでしょうか。この歌の解釈には諸説あるようですが、筆者が子供の頃に聞いたゾッとした話を紹介します。

かごめかごめ(囲め囲め)

かごのなかの とりは(カゴの中の鳥居は)”いついつ でやる(いつ出ら れるのだろうか)

よあけのばんに(夜明けの晩に)

つるとかめと すべった(鶴と亀と滑った)

うしろのしょうめん だあれ(後ろの正面は 誰だろう)

籠で封じ込めようとしたのは「鳥」ではなく、邪悪な魂や祟りを恐れて、鎮魂させるために祀った鳥居だという説です。そしてその邪悪なものが再び現れたら、夜なのに空は真っ赤に燃え上がり、生物の中で一番安定しているとされる鶴や亀さえも転んでしまい、自分のうしろ姿が見えてしまうぐらいの天変地異がおきてしまう。だからその籠を絶対に開けてはいけないと警告している歌なのだそうです。そのことを後世まで伝承しようとして、あそび歌に託したとのだとか。


この解釈に近い場所として東京都千代田区の三井物産本社ビルに隣接する「平将門の首塚」があります。そこに将門の首が本当に祀られているのかは伝承の域を超えませんが、戦前〜戦後とこの場所を開発や区画整理しようとするたびに、関係者の不審死が相次いだそうです。今後もこの場所が安寧でありますように。


あめふり

雨の季節に欠かせない「あめふり」もまた、歌詞をちゃんと読んでみると悲しい光景が浮かび上がります。前半は仲の良い親子の微笑ましい雨の日の光景を歌っていますが、3番の歌詞で事態は急転します。

あらあら あのこは ずぶぬれだ やなぎの ねかたで ないている

ピッチピッチ チャプチャプ ランランラン

子供が傘もささずに泣いているのにメロディは軽やかに続いていきます。この3番に妙な違和感を感じませんか。そう、ここからは違う親子の視点にかわるのです。2番の歌詞までに登場していた母親が亡くなり(あるいはいなくなり)、その娘が傘もささずに泣いているのです。そんな姿を目にしてもこの親子はどこか楽しげです。そして後半の4番、5番の歌詞では親子がとった行動を歌っています。

かあさん ぼくのを かしましょか きみきみ このかさ さしたまえ

ピッチピッチ チャプチャプ ランランラン

ぼくなら いいんだ かあさんの おおきなじゃのめに はいってく

ピッチピッチ チャプチャプ ランランラン

一見、親切な対応をしている「ぼく」ですが、「このかさ さしたまえ」とちょっと上から目線です。そして「ぼく」は母親の傘に入って、楽しげに帰っていきます。どこか「ぼく」は優越感に浸っているのでは?とさえ思えます。そして、その光景を見た女の子の気持ちを考えると残酷で、悲しい気持ちになってしまいます。

その後、この女の子は嫉妬心を持ったまま不慮の事故にあってしまい、それから「あめふり」には怨念が宿っていったのだそうです。都市伝説ですが、「あめふり」を最後まで歌うと怪奇現象が起きるという情報がインターネットには溢れています。勇気のある人は、梅雨時の夜の帰宅路で口ずさんでみてはどうでしょうか。ただし自己責任です。目の前のヤナギの木の下で女の子が泣いているかもしれません。


サッちゃん

都市伝説化した童謡の中で最強なのが「サッちゃん」です。「サッちゃん」は小さな女の子への温かな眼差しを感じる歌です。ところが最初の都市伝説として、サッちゃんはバナナも食べることも出来ないほど病気で衰弱し死んでしまった女の子のことを歌ったという噂が広まります。

そして新たな都市伝説は、「サッちゃん」にはとても怖い4番の歌詞が存在しているらしいのです。

サッちゃんはね 線路で足を なくしたよ

だから お前の 足を もらいに行くんだよ

今夜だよ サッちゃん

これは北海道で本当に起きた事故で死んでしまった桐谷佐知子ちゃん(14歳)の同級生が、事故を面白がって替え歌にして歌っていたといいます。しかしその後にこの同級生もまた、足のない死体となって発見されたそうです。本当かどうかはわかりませんが、この4番の歌詞を歌うとサッちゃんがやってくるそうなので注意してください。いまでは「サッちゃん」の歌詞は11番まで存在しているようですが、その歌詞を読んでしまった人に不運なことが起きてしまうそうなので、決してインターネットで検索したりしないでくださいね。


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