サム・スミスやエド・シーランにも…モリッシー、あちこちで毒吐きまくり

サム・スミスやエド・シーランにも…モリッシー、あちこちで毒吐きまくり

先日アメリカ・ツアーを終えたばかりのモリッシー。米テレビ番組など様々なメディアに登場して、その度に毒を吐きまくっているようだ。 「オバマ大統領の中味は白人だ」「ドナルド・トランプに投票するな」といった社会批判はファンならお馴染みかもしれないけれど、最近は同朋の音楽アーティストに対しても手厳しいコメントで批判を続けている。サム・スミスやエド・シーランを「見え見えだし、予想通り」「レコード会社のゴリ押しでファンは買わされているだけ、だから成功した」とバッサリ。同じUK出身シンガーとして後輩をサポートしようという姿勢はまるでないようだ。これには彼が長年抱えてきたレコード会社との軋轢が関係しているようなのだが、それにしても歳を重ねて丸くなるどころか、ますますビターに……。 ここ数年体調が優れず、昨年は食道癌が発見されてツアーをキャンセルしているモリッシーだが、自身の健康への不安を漏らしつつも、長年患っている鬱病に関しては「いろいろ試したけれど改善はムリ」として、薬も飲んでいないことを告白。おまけに「毎朝起きる度に、最悪の気分」「誰だって自殺くらいしたくなるよね」と、ネガティヴ発言を連発している。 しかしこの秋には、ベストセラーとなった自伝に続く小説『リスト・オブ・ザ・ロスト』を出版する予定で、創作意欲は満々の様子。しかも、がんの手術・休養を経た復帰後のライヴで披露した歌声は以前と変わらず艶やかで、ファンをホッとひと安心させているようだ。

村上ひさし
村上ひさし

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