え、あの人も!? 意外な有名人が歌う「みんなのうた」

え、あの人も!? 意外な有名人が歌う「みんなのうた」
音楽好きなら誰もがNHK『みんなのうた』を通ったはず。 派手でなく、どちらかというと地味な曲が多いのに(しかもちょっと怖い曲もあったり…)、なぜか耳に残ります。口ずさめる曲も多いでしょう。 その『みんなのうた』も2016年4月3日に55周年を迎えました。55周年ということは、60歳近くの方から若い世代までが「みんなのうた世代」ということ。こんなにも幅広い世代に歌いかけてきた、音楽メディアって。子どもの頃に聞いたあの名曲や、え?この人が歌っているの?という曲を集めました。
NHK全国学校音楽コンクール課題曲として制作された名曲
YouTube : ゆずYouTube Official Channel 2013年8~9月の『みんなのうた』に起用。「第80回NHK全国学校音楽コンクール」中学校の部課題曲として相澤直人の手により合唱に編曲された。もともとは東日本大震災の後、ツアースタッフに向けて書いた曲という。人の出会い、別れが優しくも切ない声で歌い上げられている。
卒業式の新しい定番になったGACKTの歌声
YouTube : Crownrecord GACKTは卒業式にサプライズ出演する活動を続けている。その卒業式で歌うのがこの「野に咲く花のように」。曲を作るきっかけとなったのは震災の直撃を受けた高校生のA君からGACKTにあてた一通のメールでした。A君の高校には震災を契機に「環境防災科」が設立されましたが、定員割れで存続が心配されていましたA君はGACKTに、力になってほしいと嘆願のメールを送りましたが、GACKTの返答は、まず君自身が魅力的な人間になり学校のための努力を促すものでした。そして存続が決った年の卒業式、突然現れたGacktが卒業生の前で初めて歌ったのがこの曲です
短編映画のような叙情的なAKBの名曲
YouTube : AKB48[公式] AKB48が2015年2~3月に『みんなのうた』に初登場して話題になった曲。オンエア直後から「泣けた」「感動した」といった反響を呼んだ。作詞は秋元康氏、作曲は片桐周太郎。アニメーションは『みんなのうた』の作品を数多く手がけている南家こうじが担当。まるで短編映画のような叙情溢れる曲となり、大人から子どもまで多くの世代に愛される曲となった。 多くの世代に愛され、歌い継がれる『みんなのうた』の共通点は「伝えたい思い」がどの曲にもあるということのように感じます。一見、楽しげな曲も、寂しい曲も、POPな曲も作り手が、テレビの向こう側にいる聞き手(お子さんであったり、そのお母さんやお父さん、おばあちゃんやおじいちゃん)に向けて発信しています。だからこそ、長く長く愛される曲になっているのでしょう。KKBOXでチェックした後は、ぜひテレビでもお楽しみください。
モンキー井上
モンキー井上

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