ちょっと気になる!ゆる推し10枚:2016年12月

ちょっと気になる!ゆる推し10枚:2016年12月
KKBOX編集室
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先月からスタートした、毎月末に更新される連載コラムの第2弾です! KKBOXでは日々、新着配信音源が追加されますがバナーで大きく紹介されたり、コラムで取り上げていないものは積極的に検索しないと見落としがち。そこでKKBOX編集室の関係者5人が個人的に気になるアルバム(またはシングル)を1人2枚、合計10枚月末に“ゆる推し”していきます! 12月は音楽業界にとっても年末商戦時期。今月配信したアルバムの中に邦楽ではフジファブリック、SKY-HI、Leola、井上苑子、Aqua Timez、大森靖子、JY、でんぱ組.inc、洋楽ではフィフス・ハーモニー、ローリング・ストーンズ、ジョン・レジェンド、クリス・ブラウン、イマジン・ドラゴンズ、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー、K-POPではEXO、サントラでは『シング』、そしてDEENや超新星のベストなど話題の新譜がいっぱい。このコラムでは、KKBOX編集室スタッフが個人的にヘヴィロテ状態のオススメを紹介いたします!
山本雅美
▼「STAGE」雨のパレード ポストロックを基軸にした静謐な音像をキープしたまま昂揚感を増幅させていくサウンドは、フェティッシュな構築美が貫かれていて、そこに乗る歌もまた繊細で気高い美感が通底している。自ら「創造集団」と名乗り、総合芸術の中心に位置するバンドミュージックとして生まれた新作『STAGE』は新しい音楽との関係を意識できる一枚。
▼「neji wo maku」ミスドープネス 2012年に、鎮座ドープネスとミスハワイによって結成されたミスドープネス、当時録音された音源が2016年秋に発見されリリース。最近のメロウヒップホップムーブメントを見越していたかのような本作は一聴の価値あり!
Hikaru Lan
▼「Between」Shi Shi(孫盛希) 韓国華僑(在韓中華系)3代目となるShi Shiは、台湾の人気オーディション番組がきっかけで2014年にメジャーデビュー。今回のセカンドアルバム『Between』10曲全曲を自身で作曲し、作詞はアーティストとのコラボのみならず、映画監督、カメラマン、占い師と作家など各領域で活躍している有名人と一緒に、多様な世界観を作り出しました。バンド・宇宙人のボーカル小玉が作詞を手がけた曲「Triangle (三人舞)」がゆる推し!心地よいグルーヴ感で大人の三角関係を描く一曲です。
▼「ドラマチックe.p.」南波志帆 デビュー以来好評な新世代女性シンガー南波志帆、声が甘くて時にはポップな懐かしいメロディー。赤い公園のギター津野米咲作詞作曲した「月曜9時のおままごと」がゆる推し!女子x女子のコラボで生み出した乙女感があふれる、南波志帆らしいかわいい曲です。
青山和樹
▼「Perfectly Imperfect」Grace VanderWaal 今年SNSで話題沸騰した、「奇跡の12歳」。米オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」で優勝、センセーショナルなデビューを果たした彼女の歌声に本気で鳥肌が立ちます。
▼「Heartbreaker」FlowBack 次世代の五人組ダンス&ボーカルグループ。「また、似たアイドルかぁ…」と侮ることなかれ。洗練された80年代風の温かみあるサウンドに注目してみてください!古さを感じさせない現代風のダンストラックに仕上がっていて、洋楽ファンの私もハマってしまいました。
阿部淳一
▼「工業製品」テンテンコ 2014年7月に解散したアイドルグループ・BiSの元メンバー、テンテンコが様々なプロデューサーと共に制作したミニ・アルバム。そのメンバーが凄い!七尾旅人、㱨Y㱩(BOREDOMS)、LOGIC SYSTEM(松武秀樹) などなど…。全体的にテクノ、エレクトロ要素が多めの構成ですが、シンセの効いた不思議な歌謡曲から、ストリングスを交えた柔らかでエレガントなポップスまでインダストリアル感満載の一枚です!
▼「愛、かましたいの」Negicco 今や全国区とも言えるほどになった新潟在住3人組アイドルグループ・Negiccoの新曲「愛、かましたいの」は、Kinki kidsや9nineなどに楽曲を提供している堂島孝平のプロデュース。中華風に始まったと思いきやファズエフェクター、ティンパニが大活躍のレトロポップな展開に!いつも通りネギ要素を含んだ軽快でチャーミングな恋の歌に仕上がってます。カップリング曲「私をネギーに連れてって」もイチオシですよ!
楚良隆司
▼「Tony Bennett Celebrates 90」Tony Bennett “リヴィング・レジェンド”として、また近年レディ・ガガやエイミー・ワインハウスとのデュエットで知られるアメリカのジャズ/ポップシンガー、トニー・ベネット。90歳でこの現役感、凄いのひと言に尽きます!この人がいる限り、ポールもミックもまだまだ行けると感じさせてくれるライブアルバム。
▼「Miss You」Gabrielle Aplin 良い曲を書くんだけど今まで少々ネガティブなベクトルの印象を感じていたイギリスのシンガーソングライター、ガブリエル・アプリンの新曲「Miss You」はひと皮むけた感のあるポップ・ソング。EDMっぽいリズムですが暑苦しくないちょういいバランスです。何しろ声質が好きなのでずっと聴いていたくなります。ピアノヴァージョンもいいので聴いてみてください!
KKBOX編集室
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