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追い風

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もう何も 痛まないと
強がる声は 震えていた
一度折れた 花は二度と
輝けないんだと 項垂れていた
汚れた手と 洗い流した足
消せない記憶と 罪を持って
明日が怖くても 朝日を浴びて
また芽吹いていく
もう一度だけ 立ち上がってよ
哀しみも糧になるから
積み重ねたもの 失くしても
僕らは傍にいるから
踏み違えて 終わりじゃない
何処でだって待っている未来
君は変われてる 笑えてる
生きていく者だけに吹く 追い風

誰の目も厭わずに咲き誇れ

降りしきる雨も背中を押すよ

もう誰も 信じないと
花弁はとうに 閉ざされた
それも良いさ だけどどうか
君の事だけは 信じていて
貪った 孤独の味はどうだい
消せない過去の 痣を隠して
君らしくいられる 何処かへ行こう
荷物はいらない
もう一度だけ 立ち上がれば
また違った景色が見える
今見えてるもの それだけが
全ても思わないでいい
振り返ったって 答えはない
君だけが変われる未来
いつかまた転ぶ その時も
生きていく者だけに吹く 追い風
(追い風)

何度折れても 枯れ果てても
時を経てまた花開く
前が見えぬなら 肩を貸そう
僕らは傍にいるから

踏み違えて 終わりじゃない
何処でだって待っている未来
君は変われてる 笑えてる
生きていく者だけに吹く 追い風

誰の目も厭わずに咲き誇れ

降りしきる雨も背中を押すよ