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湯けむり小唄

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Lyricist: 木下 龍太郎     Composer: 岡 千秋



热いようでも 露天风吕
小雪が降るから ちょうどいい

さくら色した汤上りの
肌に见荡れるキタキツネ
ウトロ 汤の川 登别

宿の浴衣が縁结び
见初めたお方と差し向かい

そんな梦みて堀り炬燵
ひとり手酌の雪见酒
鸣子 花巻 秋保の汤

连れは后から来るはずと
汤宿の女将につくり言

いまは相手もいないのに
女なりゃこそ见栄を张る
草津 塩原 伊香保の汤

肌を刺すよな打たせ汤に
忘れた恋伤 また痛む

好きで别れた人だけに
いまのいまでも后を引く
石和 稲取 热海の汤

汲んだ手桶の かかり汤で
最后の涙を ひと流し

こんな女を振るなんて
见る目ないわと ひとり言
皆生 长岛 道后の汤

色の白いは昔から
七难隠すと人は言う

更に磨きを かけたくて
いで汤めぐりの女旅
别府 黒川 武雄の汤

知らぬ同士が ひとつ汤で
裸と裸のおつき合い

お医者様でも治らない
恋の伤にも効くらしい
いで汤 汤けむり 汤の香り