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幻日

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Lyricist: そらる     Composer: じん,堀江晶太



消えかけていた
淡く燃ゆる炎が
ずっと彼方で揺れて

ぎゅっと目を瞑ってた
決戦前夜眠れない夜だ
月光、輝きだす冷たく嘲笑っている

きっと、もう始まってる
眠気眼擦り、扉開けて
スタートダッシュ出遅れた?
すぐ追いつけるでしょ

空が零した涙の数だけ数えても
君がくれた思い出だけが探せない

淡い炎揺らいでいる幻日の夢が
立ち止まらない僕らの征く先で
今日も燃えている
痛いくらい叫んだって掴めないけど
追いかけていっそ、一層、手を伸ばして
身を焦がす渇望の呼ぶ方へ

ぎゅっと結びなおす
靴ひもの先がほつれている
後戻りもできない空が明らんで行く

ずっと側で呼んでいる
絶望の音すらパッと着こなしてさ
立ち姿、崩さないよく似合ってるでしょ

いつか置き忘れてきた未来が手招いても
心地いいだけの歌なんてまだ歌えない

淡い炎焦がしている鼓動の音が
暗闇の中で鳴ってる聞こえるなら教えて
描いたゴールはまだ見つからないけど
それでももっと前へ手を伸ばして
後ろは振り向かないで

くだらない言葉に惑わないで
自分の道を愛していこうぜ
ジレンマも臆病も全部君の本音さ
その魂も願いも決定権は君にある

いつかの後悔が甘く誘う
足踏みなんてしちゃいられない
僕は先に行くよ

淡い炎揺らいでいる幻日の夢が
立ち止まらない僕らの征く先で
今日も燃えている
痛いくらい叫んだって掴めないけど
それでもいっそ、一層、手を伸ばして
身を焦がす渇望の呼ぶ方へ