KKBOX presents ニューヨーク×KALMAとおうち時間を楽しもう!

KKBOX presents ニューヨーク×KALMAとおうち時間を楽しもう!
後藤千尋
後藤千尋

ウイルスに備えた新たな日常に向け、KKBOXでは“アーティストと一緒におうち時間を楽しもう!”というコンセプトのもと、新規プレイリスト連載企画を実施。急増する「おうち時間」を楽しめるプレイリストをアーティストに作成していただきました。今回は「お笑いや音楽がコロナ禍の中で救いになった」という声を受けて、いま話題のお笑い芸人・ニューヨークを招いて、今年3月にメジャーデビューしたばかりの北海道在住の3ピースバンド、KALMA・畑山悠月(Vo &Gt)との鼎談企画を実施しました。ウイルスに備えた生活にシフトし、再び平穏な日常を取り戻せるように。インタビューと共におうち時間に寄り添えるプレイリストをお楽しみください。


第3回:ニューヨーク×KALMA・畑山悠月

(上段:KALMA・畑山悠月、下段:左からニューヨーク屋敷裕政、嶋佐和也)

―今回はニューヨークを招いての鼎談企画となりました。発端はKALMAの悠月くんがニューヨークの大ファンということで実現に至ったわけですが……いつ頃から好きになったの?

畑山悠月(以下、悠月):去年の『M-1グランプリ』準決勝のライブビューイングを北海道の映画館に観に行ったんです。そこから気になって、帰ってYouTubeを見て。いままではお笑い好きでも誰か一人の芸人さんにハマることはなかったんですけど、今ここにいるから言うわけじゃないけど、本当に初めてテレビを録画するくらいハマりました。

屋敷裕政(以下、屋敷):ありがとうございます。めちゃ、うれしいわ! 歌ネタでしたからね、僕ら全部。

嶋佐和也(以下、嶋佐):年齢は? お若いですよね、悠月くん。

悠月:年齢は19歳です。今年20歳で。

嶋佐:ヤバ、若いっ! ティーネージャーのバンドマンの方にそう言ってもらえるのはうれしいですね。

屋敷:ちょっと俺、プレイリストを全部変えたい! 完全に俺らの世代にしかわからない曲、やってもうたな!

悠月:結構わかりましたよ。ロードオブメジャーとかは「メジャー」(TVアニメ)見てたので。

―アニメの主題歌でしたよね。悠月君のプレイリストに猿岩石さんが入っていたのは驚きました。

悠月:「白い雲のように」は、とんねるずの木梨憲武さんがカバーしてるのがYouTubeにあって、はじめは有吉さんが歌ってるのすら知らなかった。

嶋佐:猿岩石さんの「ツキ」とか「コンビニ」とかめっちゃ良い曲あるから聞いて!

屋敷:カバーとか主題歌で知ることが多いんやな。

悠月:尾崎豊さんもミスチル(Mr.Children)の桜井さんがやっているBank Bandでカバーしていて、そこから知りました。キーを高めに歌ってるのも良くて。

嶋佐:あのカバーアルバムよかったな!

屋敷:この間、麻雀打ってる時にORANGE RANGEさんの「上海ハニー」が流れてきて、同期のアントニー(マテンロウ)が「これ17年前(の曲)だよ」って言い出して、ってことは17歳の子が0歳の時の曲ってことじゃないですか? 

嶋佐:悠月くんは2歳ってことか。

―(笑)。年齢差が浮き彫りになってきました。

屋敷:ちょっと恥ずかしいなあ。

―年齢が離れてますが、音楽もお笑いも “モテたい”からスタートすることがあると思ったんですけど、その辺りは?

屋敷:どうなんですか!? いまの19歳くらいの子って、バンドが上位なんですか?!

悠月:実際、高校の時から今のバンドを組んでたんですけど、僕じゃなくて口数少なくてシュッとしてるベースとかの方がモテてて。

屋敷:いやいやいや、同じメンバーだったら良いでしょう?!(笑)。曲は全部作ってるの?

悠月:はい、そうです。僕が一応、作詞・作曲してますね。

屋敷:それはムカつく!(笑)。

嶋佐:それは許されないことだよね?!(笑)。

―メジャーデビュー・ミニアルバム『TEEN TEEN TEEN』は悠月くんが全曲、作詞・作曲してます。

悠月:だから、メンバーには流石に見ろって言ってないですけど、ニューヨークの「ベース」ってネタはめちゃくちゃ(笑)。

屋敷:あはははっ! あれは某バンドマンと仕事した時に、そんなことばっかり言ってたんで(笑)。

嶋佐:うれしいな、バンドマンの方に刺さるのが。


(出典元:ニューヨーク Official Channel)

屋敷:でも、めっちゃモテるわけじゃないのね。

悠月:昔のほうがバンドやってるイコールで“カッコイイ”ってあったかもしれないけど、僕ら高校生でバンドやってる人たちが少なすぎて。「あいつらだけやってるからカッコイイよね」って特別扱いされてるカッコよさか、シンプルに見られてないかのどっちかでした(苦笑)。

屋敷:いまはダンスとか『高校生RAP選手権』じゃないけどラップとか『M-1グランプリ』もあるけど、俺らん時はカッコイイことするならバンドしかなかった気がするんですよね。

嶋佐:俺らでさえ、コピーバンドやってたんですよ?

悠月:え、何やってたんですか?
 
屋敷:俺はラルク(L'Arc-en-Ciel)、GLAY、SOPHIAですよ。

嶋佐:俺はアジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、175R、HYとか。それこそORANGE RANGEもですけど、沖縄バンドブームでしたね。

屋敷:悠月くんは、最初は誰のコピーしたんすか?

悠月:僕は親が車でミスチルをかけてたから、その影響で好きになったんです。当時は周りに好きな人がいなくて。中学生の時に好きになってはじめたんですけど、三代目JSBさんの「R.Y.U.S.E.I.」ダンスが流行りだったので、バンド聴いてるやつもいなくて、back numberとかやりました。

―Mr.Childrenはプレイリストでも選曲されてますね。

悠月:ミスチルはプレイリスト企画があるとマストで入れてるんですけど、「横断歩道を渡る人たち」はアルバム曲じゃなくてカップリングでしか収録されてない曲で、“桜井節”が炸裂で。歌詞がいまの世界にもあって、ああいう歌詞を描けるのは桜井さんしかいないって思います。自粛期間にミスチルを聞くと、この状況を想定して書いたんじゃないかって思う歌詞が多くて「すげぇな」って。ミスチルの好きな人でも知らない人もいるかもしれないから、これだけで良いから聞いて欲しいですね。



―こんな時期にも響く音楽って良いですよね。新型コロナウイルスの影響は?

屋敷:自粛期間でYouTubeに来てくれる人は増えました。芸人ではじめる人も増えましたね。「ヨシモト∞ホール」(渋谷のお笑い劇場)はちょっとですけど土日はお客さん入れて、ソーシャルディスタンスをとって再開しました。

― 徐々に緩和されてるんですね。悠月くんは?

悠月: 3月4日にメジャーデビューしたんですけど、メジャーに行ってからまだ1回もライブできてなくて(※この取材は7月26日の配信ライブ前にに行われたものです)。

屋敷:うーわ、最悪や!

悠月:こんな言い方は最悪だけど、みんなが同じ状況なのがせめてもの救いでした。もし、自分たちだけなら悔しかったけど、まだ全体がそうだから仕方ないって切り替えました。僕らのホームだった札幌のライブハウスも閉店しちゃってヤバかったけど、いまは感染者ゼロの日もあって、よくなってます。

―ウイルスに備えた生活は?

悠月:正直、前より強制力がなくなっちゃったっていうか、アルコール消毒やってない人も出てきてるじゃないですか。めちゃ当たり前だけど、あれは絶対やってます。

―きちんと対策して、早く通常どおりのライブをしたいですよね。自粛期間中はどのように過ごされてましたか?

屋敷:僕らは週3回生配信してたんで、パソコンと話してました。

悠月:芸人さんの中でいちばんYouTubeやってたんじゃないですか?

屋敷:やってました。(お笑いライブが再開して)お客さんの前でライブやるの緊張しますもん! 

嶋佐:そうなんですよ。家でボーッとするのに慣れて、怖いっすね。

―確かに、Youtubeチャンネル「ニューヨーク Official Channel」は少し寝てても大丈夫ですけど、お客さんがいると寝られません(笑)。

嶋佐:そうですね(笑)。

―悠月くんは高校卒業後、就職するかギリギリまで悩んで音楽一本で行くことにしたけど、この時期に重なって正直大変でしたね。

悠月:去年卒業して、今年メジャーの年で、予定していたことが一気に後ろになったり無くなったのもあるから「コロナうぜえ」って感じです(笑)。

屋敷:いや、ほんとそうやろなぁ〜。

―ニューヨークの2人はデビューして長いけど、こんな時だから言えることってありますか?

屋敷:芸人として講師をやってた時は、「このことが面白くなる日がくる」とか言ってたんですけど、デビューして一番気合い入ってる時に出鼻を挫かれるのはかわいそうやなって思いますね。

嶋佐:僕らも『M-1グランプリ』の決勝に出させて頂いて、お仕事をもらいはじめてる頃のコロナなんで、一緒に決勝行った芸人とかと話してたんですけど、多分100万くらい損しました!

屋敷:持続化給付金もらえ!(笑)。

嶋佐:取り返さないと。

屋敷:もう、なんか「香水」みたいな曲、作りますか! 3人で! 

嶋佐:いまミュージシャンもTikTokからですよね。

屋敷:「香水」は何がええの? 

―失恋をきっかけにハンバーガー屋さんで働いていた瑛人さんがTikTokで楽曲を投稿し大ブレイクしてます。「香水」に負けない曲、作って欲しいです。

嶋佐:これせっかくの縁だから、作りましょうよ!

―プレイリストの話に移りますが、屋敷さんはどのようなテーマで楽曲を選んだのか聞かせてください。

屋敷:俺が4曲選ばしてもらったのは、俺らの世代はカラオケで盛り上がるけど若い子がポカンとなる曲です。20歳くらいの子とカラオケ行ったら女の子はポカンとなる曲。でも、同世代の30ちょいは椅子から立ってしまう曲ですね。



―確かに、2000年代の曲が多いですね。

嶋佐:FLOW知ってる?

悠月:アニメの曲でしたよね?

屋敷:俺らの時代は既存の曲をいかに早く歌えるかって時代があった。有名なバンドの曲を早くうたってカバーすれば売れる。SNAIL RAMP「蛍の光」みたいな。

嶋佐:時代は回るっていうから、このタイミングで一発いいかもね。「花」とかカバーしてみたら?

屋敷:まじ、ありかも!(笑)。

嶋佐:悠月くん、FLOWに対してはどういうイメージなの? 175Rは? 130Rは?

屋敷:ハラスメントやん!(笑)。

―(笑)。175Rは当時お菓子メーカーとのコラボシングルがコンビニで売ってましたね。嶋佐さんはプライベートでフジロックにも行かれたり、音楽好きなイメージが強いのですが、今回の選曲ポイントは?

嶋佐:夏を感じれる曲ですね。

屋敷:これKKBOXにあったの?

嶋佐:あった、あった。洋楽もめっちゃありますね。おうちで聞きながら夏を感じられる選曲にしました。まず、朝天気のいい夏の日にblink-182。結局メロコアがテンション上がって夏っぽいんですよ。TWICEはファンクラブに入るくらい好きなんですけど、その新曲、夏のサマー・チューンです。そして……Arctic Monkeysは知ってる?

屋敷:こういう奴がカラオケ行くと一番ヤバいから!(笑)。

一同:(爆笑)。

嶋佐:俺んちCD、800枚あるから。曲ってイメージが沸くじゃない? Arctic Monkeysの曲は匂いとか情景が思い浮かぶ曲で、夕暮れ時にあう曲。最後のbjörkは夏の夜って感じです。花火が打ち上がる曲なんですよね。

屋敷:ZONEの「secret base 〜君がくれたもの〜」より?

一同:(笑)。

屋敷:Whiteberryの「夏祭り」は?!

―(爆笑)。アーティストっぽい選曲ですよね。4曲だけど、朝から夜まで楽しめる本気のプレイリストで驚きました(笑)。

嶋佐:夏の天気の良い日に朝から晩まで夏を感じられるので、聞いてください。


―悠月くんはバレーボーイズからスタートして青春ソングが多い印象です。

嶋佐:バレーボーイズ、マテンロウの大トニーが大好きって言ってた。

屋敷:これ、順番もあるの?



悠月:1曲目にテンション上がるかなって思って、自分なりに決めました。生きる中でいろいろあるけど、最終的に「人間大好き」って良い意味で頭悪くて良いなって。2曲目のサンボマスターの曲は中学生の頃、「い・ろ・は・す」(ミネラルウォーター)のCMソングで流れてて、サンボマスターみたいな3ピースになりたいとも思いましたね。バレーボーイズ、サンボマスター、andymoriは音楽をやっていく上で大事なバンドです。

―Momは早耳リスナーからも話題のアーティストですね。

嶋佐:山嵐みたいな?

屋敷:それ、ハラスメントやで! でも、「東京」ってタイトルの曲はだいたい良いよね。ケツメイシさんもだけど泣きそうになる。

―いまKALMAは北海道在住だけど、東京への憧れもありますよね。それこそ最新作「コーラ」は母に向けた曲で、歌詞もそういった内容になってます。



悠月:曲を作るのに環境変えたいのはあって、実家で夏は公園とかに行ったりして作詞してるけど、東京って都会で酔っ払いのサラリーマンの声が聞こえる中で作りたいとは思ったりします。ちょっと違う感じの曲になるのかなってワクワクがあって。そういうのをうまく表してるのがサカナクションさんで、北海道時代の曲を歌ってる。「コーラ」みたいに恩返しの曲も作りたいし、北海道で生まれた僕らだから変に東京って曲はまだ早いから作りたくないかな。でも、屋敷さんと嶋佐さんと曲を作るならタイトル「東京」でも良いです! 

屋敷:それ、嬉しいわ。テンポ早く歌おうな!(笑)。

嶋佐:何かコラボしましょう!

後藤千尋
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