KKBOX with SILENT SIREN『ゆかるんのプレイリストTALK』vol.3

KKBOX with SILENT SIREN『ゆかるんのプレイリストTALK』vol.3
後藤千尋
後藤千尋

4人組ガールズバンド、サイサイことSILENT SIRENのバンド結成10周年記念7th Album『mix10th』(読み:ミックスジュース)が、いよいよ明日9月2日にリリースされる。

アルバムの発売に先駆けて、KKBOXでは、これまでアパレルブランド『jour de muguet』のプロデュースにも才能を発揮するSILENT SIRENのKey.ゆかるんこと黒坂優香子の連載企画を隔月で掲載。ゆかるんとKKBOX編集室が自信を持って“推せる”魅力的なゲストを招待し、テーマに沿ったプレイリスト・トークを展開してきた。

ゆかるんのチャーミングさは対談からも垣間見れてきたが、連載ラストとなる第3回目のゲストには、全世界が注目するメイド姿のハードロックバンド、BAND-MAIDのDr.AKANEを招いてのプレイリストの交換&トークを実施。今回は、ゆかるん本人たっての希望で、アニメという共通項を持ち交友を深めた二人ならではの「テンションが上がるアニメ曲」をテーマに、息のあった対談インタビューをお届けします。


スペシャルゲスト:AKANE(BAND-MAID)


AKANE(あかね):小鳩ミク(G, Vo)を中心に、SAIKI(Vo)、KANAMI(G)、AKANE(Dr)、MISA(B)の5人で結成されたガールズロックバンド。メイド姿といったルックスに留まらず、ライブを「お給仕」、ファンを「ご主人様」、「お嬢様」と呼ぶスタイルが話題を呼んでいる。一方で、ハードなロックサウンドが評され、メジャー1st Album『Brand New MAID』を携えて行われた初の全国ツアーではアメリカで開催された日本文化のコンベンションイベントにも出演。配信ライブを行えば、世界50カ国以上から視聴されるほどの人気に。来年2020年2月には日本武道館単独公演も決定しており、国内外での活躍に期待も高まる。


テーマ:テンションが上がるアニメ曲

―バンド結成10周年記念アルバムの発売に向けて連載を行ってきましたが、遂にアルバムが発売になりますね。

黒坂優香子(以下、黒坂):ありがとうございます。

―前回のテーマはTwitterでの公募でしたが、今回はゆかるんたっての希望で「テンションがあがるアニメ曲」になりました。

AKANE:ありがたいです。

黒坂:最初にあーちゃんと仲良くなったキッカケが、アニメの話題だったんです。わたしがinstagramのストーリーに「この曲、大好きでめっちゃテンションあがる!」ってアップしたら反応してくれて。そこからアニメ話が盛り上がって一緒にご飯に行ったので、「アニメのことを熱く語りたいな」と思ってテーマにしました。

―AKANEさんと言えば、猫、ラーメン、アニメ、スヌーピー…と、SNSのプロフィールにも書かれてる程のアニメ好きです。

AKANE:あはは(笑)。アニメについてあまり語る機会がなかったので、ものすごく嬉しくて。

―では、本日はたくさんお話を聞かせていただきます(笑)。

AKANE:ぜひ!

―ちなみに、その時にストーリーでゆかるんがアップしていた曲は?

黒坂:プレイリストにも入っている「Over Soul」ですね。



―T Vアニメ『シャーマンキング』のオープニング曲で、アニメ作品がモチーフになっている曲ですよね。

AKANE:わたしもアニメ映像が流れるカラオケでこの曲を歌ってる時に、カラオケ履歴の画像をS N Sに載せてて。そうしたら、ゆかこちゃんから「アニメ映像はテンションあがる!」って連絡が来て、お互い『シャーマンキング』の話に食い付くと言う(笑)。

黒坂:あはははは(笑)。

AKANE:わたしは『シャーマンキング』自体がめちゃめちゃ好きで。林原めぐみさんが当時アニメ界を無双してた時代に恐山アンナ役で(アニメの)声優もされていて、キャラクターを担当してる人が歌う事にまずテンションが上がりました。出だしのフレーズも印象的で、アニメファン心をがっつり掴んでる曲なんです。流れた瞬間に「ああっ!」ってなりますね(笑)。

黒坂:共感できる。「よみがーえーれー」って、出だしの感じがテンション上がって…ね!?

AKANE:やばいよね!!(笑)。

―他にも、オススメのアニメ映像があればお聞かせいただけますか?

AKANE:TVアニメ『賭ケグルイ』の「Deal with the devil」は、ジャジーでお洒落な曲です。視覚的にも映像の色使いとかテンションが上がりますね。あとは、T Vアニメ『化物語』の「恋愛サーキュレーション」もキャラクターの世界観にあわせた楽曲と映像なので、ストーリー込みで考えられてるなって思います。

―アニメ曲と言えばイントロが印象的な曲も多いですね。

AKANE:1曲目に選んだ「only my railgun」は、T Vアニメ『とある科学の超電磁砲』のオープニングなんですけど、イントロから徐々に盛り上がってくる感じもオススメですね。この曲はアニメの主人公が超能力で電撃を操る話なんですけど、その技と一緒に曲もリンクしてくるので、映像も鳥肌もんです! ふふふ(笑)。



黒坂:きたー!って。

AKANE:ぞぞぞぞぞって!(笑)。

―テンションが上がりますね。プレイリストではお互い知っている曲が多かった?

黒坂:『賭ケグルイ』はアニメじゃなくてドラマを見ていたから「アニメ見てみたいな〜!」と思いました。他はほとんど見てましたね。

―さすがです(笑)。ゆかるんは好きなアニメ映像で言うと、どの辺り?

黒坂:大黒摩季さんの「あなただけ見つめてる」は“キタ感”が凄いですね。プレイリストで選んだ曲は歌はじまりの曲が多くて、それもアニメの主題歌の共通的な魅力なのかな。この曲を聴くだけで『スラムダンク』が浮かぶ感じが好きですね。あと、「言わないけどね」はT Vアニメ『からかい上手の高木さん』の曲で、とにかく好きです。



黒坂:わたし少年漫画系のアニメも大好きなんですけど、これはほっこり系で日常のさり気ないお話が映像にもあらわれていて。アニメに入り込めただけ、曲にも入り込めるのもアニソンの良いところだなって思います。

―SILENT SIRENは「Go Way!」。そしてBAND-MAIDは「glory」とそれぞれのバンドでアニメ曲も担当されていて、お互いのプレイリストにも入ってますね。

黒坂:「Go Way!」はT Vアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』の曲だったんですけど、幅広い年齢の方が見るアニメだったので、小さい子も一緒に歌いながら踊ってもらえて、すぐ口ずさめるようなわかりやすい曲になってます。


(出典:SILENT SIREN)


AKANE:「Go Way!」は踊れるテンションの上がる曲で、もちろんライブでも映えるし、すごく可愛いんだよね。可愛さの中にも、曲のカッコよさもあったりして。

―AKANEさんも踊ったりするんですか?

AKANE:しますよ! サイサイだと、「恋のエスパー」って曲もめっちゃ踊ってる、ふふふ。

黒坂:そうだ〜! 昨年のツアーファイナルのオープニンアグ映像の企画で振り付け動画を募集して、そしたらBAND-MAIDのメンバーも送ってくれたよね。「恋のエスパー」の振り付けは、サイサイの曲の中では難しい振り付けだから送ってくれたのが嬉しかった!

AKANE:サイサイのライブでもめっちゃ踊ってます(笑)。

―踊れる曲もやっぱりテンションが上がるポイントですね。

黒坂:わたしは『遊☆戯☆王VRAINS(ヴレインズ)』の曲を選んだんですけど、この曲はめちゃくちゃカッコよくて。BAND-MAIDの可愛い衣装でゴリゴリにカッコいい曲をやるギャップがたまらない!

―この曲はミュージックビデオもカッコ良いですよね。

AKANE:これはアニメの世界観に合わせて、V R(ヴァーチャルリアリティ)の世界観を作っているので、VRゴーグルをつけたり近未来感をミュージックビデオにもリンクさせている部分がありました。曲や自分たちの世界観をキッカケに海外のアニメのイベントに呼んでもらえることが多いんですけど、そのイベントではアニメをモチーフにした食べ物があったりアニメを心の底から楽しんでくれてるアニメ好きの方々がBAND-MAIDのライブにも来てくれていたんですよ。なので今後もなので今後もアニメ好きの国内外の方とうまく融合して音楽にも発展していけたら最高だと思います。


(出典:BAND-MAID)


―ちなみに、プレイリストの中でこれだけは絶対に見ておいた方が良いアニメを1本選ぶとしたら?

AKANE:わたしはT Vアニメ『とらドラ!』は見て欲しいですね。これは学園恋愛モノではあるんですが、男女問わず楽しめるかなって。ただのほのぼの恋愛モノではないので、自分にも響くと言うか、見ていると良いこと言うんですよ(笑)。

―作品に教わることが多い。

AKANE:そうなんですよね。そう言う面を含め、リアルでアニメを見ている感じがしないんですよね。

―キャラクターのイメージと違うアニメって増えている気がします。ゆかるんがプレイリストで選曲した「コネクト」もT Vアニメ『魔法少女まどか マギカ』の主題歌で、良い意味で裏切られました。

黒坂:あ〜、まどマギ!(『魔法少女まどか マギカ』の略称)

AKANE:まさに、騙されますもんね!

黒坂:確かに、思ってた話と全然違った! 『おジャ魔女どれみ』みたいなのかなって思って見出すと、予測できないことが起こりまくって深い。

AKANE:衝撃作! 深いし、重いですよね。

黒坂:あと、プレイリストには入れ忘れちゃったけど、TVアニメ『BANANA FISH』は本当に深い。考えすぎて、落ち込むって言う。続けざまに3周見ました。「世の中とは」って考えちゃう(笑)。

AKANE:私たちが共有で好きな『新世紀エヴァンゲリオン』も考えさせられるアニメだよね。

黒坂:わたし主題歌の「残酷な天使のテーゼ」をあーちゃんが入れると思って、あえてプレイリストは「魂のルフラン」にしました(笑)。

AKANE:わたしも絶対に入れてくると思って、このプレイリストにしました(笑)。

黒坂:会った時に、エヴァ(『新世紀エヴァンゲリオン』の略称)の話はすごくしたよね。これも歌はじまりなんですけど、最初ゆっくりなところからはじまり、「魂のルフラン〜」って(笑)。歌っててもテンションあがる曲ですね。これは、本当に名曲。「残酷な天使のテーゼ」っていう絶対的な名曲があるのに、それに迫る名曲がまだあるって凄い。

AKANE:わたしが選んだのは映画でもなくエヴァのパチンコの曲なんですけど(笑)、最初の入りも合唱っぽい歌始まりから入りテンポアップしていくのがエヴァっぽい! エヴァは世界観にあった曲から戦闘シーンの音楽もカッコよくて、良曲ですね。

―プレイリストにはSILENT SIRENの「セーラースターソング」も入ってますが、これはどんな風に聞いてほしい?

黒坂:女子の憧れのはじまりって『セーラームーン』なんじゃないかなって思ってるんですけど、アニメを思い出して聞いてほしいですね。これをカバーできるって知った時は、すっごい嬉しかったので。



―『セーラームーン』は女子の憧れですよね。お二人が好きだったキャラクターは?

黒坂:わたしはセーラームーン(月野うさぎ)と『セーラースターズ』に出てくるちびちびが好きだった(笑)。あと、アニメに出てくる「スターライツ」ってアイドルが歌ってる曲も好きでしたね。話してると、どんどん思い出してきちゃう!

AKANE:わたしは蛍ちゃんが好きでしたね。

―意外! 話し出すと止まりませんが、そろそろお時間です。

黒坂:えっ、ウソ〜?!(驚)。

AKANE:全然、話し足りない!(笑)。

―(笑)。プライベートでも仲の良いお二人ですが、きょうはお話ししてみてどんな風に感じましたか?

黒坂:はじめてご飯を食べに行った時に果てしなく7時間くらい話してたんだけど、今日もすっごいあっという間でした。お仕事でもアニメの話ができて楽しかったです。「賭ケグルイ」も見たい!

AKANE:わたしは絶対にプレイリストに「言わないけどね」や「Over Soul」をゆかこちゃんが入れてくると思ったので、予想が当たって楽しかったし、改めて『スラムダンク』が見たくなりました。「賭ケグルイ」の曲はドラムソロもあるんですけど、もうカッコ良すぎて、そこも聞いてほしい。

黒坂:あと、改めて放課後ティータイム「GO! GO! MANIAC」も聞いて、「カラオケで歌えるようになるぞ!」って目標も増えましたね(笑)。

AKANE:T Vアニメ『けいおん!』の曲だったらキーボードもドラムもあるし、カバーできそうだよね!

黒坂:ヤバそう! 

AKANE:それこそ一緒にアニソンバンドやれたら良いね。

黒坂:やりた〜い!

―それも実現したら面白そうですね。最後ににお二人の今後についてもお話をお聞かせいただけますか?

AKANE:BAND-MAID は、2021年2月に念願の日本武道館お給仕(ライブ)をさせていただきます。徐々にこういうことをやりたいなんて言う話をしていて、いままでと違うお給仕になるので、是非見てほしいですね。武道館は自分が夢見てたステージなので思い入れは強いので、遂にここに立てた集大成として見せて次のステップに行って、どんどんステップアップしていきたいです。気合い入りまくりです!

―武道館公演、楽しみにしています。念願のステージということで、泣いちゃいそうですよね。

AKANE:アニメや知らない人の結婚式の映像を見て泣くぐらいなので、リハから泣いてると思います(笑)。ファイナルやる度にウルウルしているので、感動の景色を見て泣きたいですね。

黒坂:わたしは結成10周年のアルバム『mix10th』が出るので、たくさんの人に聞いてほしいです! ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんに作詞作曲していただいた「聞かせてwow wowを」、Poppin'Partyの愛美ちゃんをゲストボーカルに迎えた「Up To You feat. 愛美 from Poppin'Party」そして各々が作詞を担当した楽曲達と、盛りだくさんな一枚になっています。直接会える機会はまだ先になってしまうけど、ぜひこのアルバムを聴いて今のサイサイを感じてほしいです。


後藤千尋
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