YouTubeで話題沸騰!! いま絶対に押さえておきたいUUUMアーティスト
コロナ禍の中でインターネットトラフィックが利用が大きく急増した2020年。 著名タレントや芸能人も続々YouTuberデビューし、これまで以上に幅広い世代でYouTubeなどの動画メディアの魅力が再発見されているのではないでしょうか。国内でのトップ動画クリエイターたちは音楽フィールドとの結びつきを強め、はじめしゃちょー(チャンネル登録者数897万人)は「YouTuberあるあるソング」で岡崎体育とコラボレーションし話題を呼びました。
出典元:YouTube(はじめしゃちょー)
またHIKAKIN & SEIKIN、TOSHIMITSU(東海オンエア)、ラトゥラトゥなど、人気動画クリエイターが参加した、テレビアニメ「ONE PIECE」の歴代主題歌をカバーしたアルバム「ONE PIECE MUUUSIC COVER ALBUM」も大きく注目されたニュースでした。
出典元:YouTube(Hikakin TV)
これら国内を代表する動画クリエイターをマネジメントするのが、マルチチャンネルネットワークであり、インフルエンサーマーケティング、グッズ、イベントなど幅広く事業を展開するUUUM。「UUUM RECORDS」「NEO KINDER RECORDS」などの音楽レーベルを運営し、個性豊かなクリエイターの音楽作品をリリースしています。そこで今回は、これからの音楽シーンに影響を与える可能性を秘めたUUUMに所属する5組のクリエイターにメールインタビューをさせて頂きました。
ラトゥラトゥ

ータケヤキさんの女装シリーズ大好きでメロメロでした。 これまでにも様々な企画で注目されていた中で、ラトゥラトゥを結成し、音楽活動をスタートしたきっかけはなんだったのでしょうか?
タケヤキ:ありがとうございます(笑) 。また女装シリーズで動画撮るかもしれないので視聴者の方は楽しみにしてて下さい。音楽活動をスタートしたキッカケは元々音楽が大好きだったのと、マイキとは知り合いの知り合いで初めて話したときには意気投合して音楽を始めました。
ー歌ってみた動画での歌の表現力がすごいです、タケヤキさんはどんなアーティストが好きだったのですか?また、今後どんなボーカリストを目指していくのですか?
タケヤキ:好きなアーティストはB'zとONE OK ROCKです。とにかく圧倒的にカリスマ性のあるボーカリストが好きなんです。自分もそんなカリスマ性のあるボーカリストになって、マイキと最強のユニットなれたらいいなと思っておりまする。
ーマイキさんは「世界一巨大なドラムで『紅蓮華』叩いてみた!!」が凄かったです。X-JAPANのYOSHIKIさん以来のインパクトでした!マイキさんはいつ頃から、どんなきっかけでドラムを始めたのですか?
マイキ:ありがとうございます。僕は親がドラムを叩いてたので物心ついた時から触ってましたが、本格的に叩き始めたのは中学3年生ですね。
ーリスペクトするドラマーと、その理由を教えてください。
マイキ:僕が好きなドラマーはAric Improtaさんですね。ドラムパフォーマンス中にバク宙したりする斬新さに魅かれます。
出典元:YouTube(タケヤキ翔/ラトゥラトゥ)
ーラトゥラトゥとして、これからどんなことをやってみたいですか?
タケヤキ:今は主にインターネットで活動しているのでどんどんライブをしてメディアにも出ていけたらなと思ってます!アニメ、ドラマの主題歌なんかやれたらなあ…(笑)。新作MVの注目点はとりあえず男らしく撮っております。お楽しみにしてて下さい。
マイキ:やっぱり今は一番ライブがやりたいです。ほぼ1年くらいやれてないので色々落ち着いたら絶対したいですね!
夕闇に誘いし漆黒の天使達
ー夕闇に誘いし漆黒の天使達の初の無観客配信LIVE「俺たちの距離が2mになっても心の距離は0mだぜ」が開催されました。コロナ禍の中で公開された「【検証】県が決めたガイドラインを遵守してライブをやってみた」が話題になりましたが、今回の配信LIVEで小柳さんはどんなことを感じましたか?
小柳:まず最初に言わせて下さい。本当にあの動画、話題になってなくて悲しいです。もっとバズらせて下さい。ライブ自体は普段できないような新しいことに挑戦できたので満足してます。お客さんがいない抵抗はありましたが、意外と普段通りのテンション感で出来ました。MCだけ本当にリアクションがないので次はMC無しでやります。よろしくお願いします。
ーバズらせましょう!ところで、小柳さんがリスペクトするアーティストとその理由を教えてください。
小柳:中井貴一さんです。俳優の方ではありますが、ある意味アーティストとして尊敬しています。役にとどまることない活動、誰もが知ってるCMなど、ここでは語り尽くせないほどのリスペクトがそこにはあります。最近ではオールバックにしていたんですが、貴一さんの影響を受けています。本当に紫綬褒章、おめでとうございます。
出典元:YouTube(夕闇に誘いし漆黒の天使達)
ーこれは意外でした。最後に、夕闇の誘いし漆黒の天使達として、これからどんなことをやってみたいですか?
小柳:オリジナルの冷蔵庫を出したいです。
竹渕慶

ー竹渕さんが活動していた Goose houseは、動画サイト発で新しい音楽の聴き方や繋がり方を広げた先駆的な役割があったと思います。メジャーでの経験もありながら、Goose house、そしてソロ活動と一貫してDIY的に活動してきた中で、竹渕さんが感じるリスナー&ファンとの向き合い方で感じていることや、竹渕さんがDIYにこだわっている部分などお聞かせください!
竹渕:アーティストもインターネットを通してのファンとの出会いや繋がりが広く深くなってきた中で、コンテンツを自分達でゼロから作り発信できる時代だからこそ、音楽を届け、自分達を知ってもらうだけでなく観ている人も一緒にストーリーを作り体験しているような感覚になれる場所を作れたら、という思いで活動しています。
ー竹渕さんがリスペクトするアーティストとその理由を教えてください。また竹渕さん自身、どんなシンガーを目指してるのでしょうか?
竹渕:ここ数年インスパイアされたり勇気をもらっているのは、Madilyn BaileyというYouTubeをメインに活動している米国のアーティストです。歌声やクリエイティビティー、彼女の曲のメッセージ性に感化されるとともに、この時代のスモールチームとしての可能性を感じさせてくれます。シンガーとしての自分は、聴く人が自分では探り当てることのできない場所にある感情にそっと触れたり震わせるような歌を歌いたいと思っています。
ー新作「あなたへ」についての聴きどころについて教えてください。
出典元:YouTube(竹渕慶)
竹渕:先日配信リリースした「あなたへ」は、長年連れ添って別れを迎えた二人の物語が主軸ですが、今隣にいる家族や恋人、友達、大切な人を思い浮かべて聴いてほしい曲になっています。また、世の中の価値観が目まぐるしく変化していく時代の中でも、自分が何を愛し大切にしたいのかはいつだって自分が決めるもの、というメッセージも込めています。人生や愛の美しさを音で描くという思いでYAMOが手掛けた壮大かつ温かいサウンドも、この曲の聴きどころです。
田中みかん

ー田中みかんさんが音楽活動を始めたことにびっくりしました。「煌めく僕に」はどういう経緯で生まれたのですか?また一緒に楽曲を作り出した音楽制作関連のスタッフの方とどのようにして出会ったかなどのエピソードも含めて教えてください。
みかん:元々音楽活動はYouTubeを始めた当初から挑戦したいとは思っていました。その事を事務所に所属した時から言い続けていたら、楽曲制作のお話を頂いて「煌めく僕に」が生まれました。一番最初の曲と言うのもあり、元気!!って感じの自分らしさ全開にして、あとは応援してくれる子達へのメッセージも込めました。事務所の音楽チームの方々とは何度もオンラインでMTGを重ね、楽曲制作に関して右も左も分からない私をいい方向に導いてくださいました。レコーディングは高校時代から仲良くしてて日常動画にも出演してもらってる友達と、知り合いの方にエンジニアをして頂いて、周りに助けられながら楽曲を制作させて頂きました。
出典元:YouTube(田中みかんちゃんねる)
ーみかんさんが好きなアーティストと、その理由を教えてくだい。
みかん:幅広く好きなタイプです。ミーハーだから、流行ってる曲やアーティストさんをすぐ好きになったり、また好きが違うところにうつったり…。でも唯一、小学生の時からずっと大好きなのは〈いきものがかり〉さんです。どんなきっかけで聴き始めたのかはもう覚えてないくらいですが、気付いたらこの歳まで聴き続けていました。現代の音楽って、メロディが難しくなっていてカッコ良かったり、言い回しがすごくオシャレだったりとか、そういう曲ももちろん聴きますし大好きです。でも〈いきものがかり〉さんは歌詞が綺麗でストレートで、メロディも神様ですか?ってぐらいに神メロで。あとは、シンプルに真っ直ぐな歌い方も大好きです。
ーこれからどんなシンガーになっていきたいですか?
みかん:私は歌が特別上手な訳でも、すごい声質を持っている訳ではないので、色んな曲を歌い分けられるようになりたいなと思います。簡単に言うと「情で歌う!」みたいな(笑)。これから色んなジャンルの曲に挑戦しようと思っていて、バラードだったり、コミカルだったり、曲に応じて色んな声を持つ歌い手になりたいです。新曲はまさにそれで、喜んだり悲しんだり怒ったりなど感情が忙しい、メロディもコロコロ変わるとても楽しい曲になっています。MVも見ていて飽きないポップな映像にしようと意気込んでいます!
TTJ

ーTOSHIMITSUさんは音楽レーベル「青春原盤制作所」を立ち上げました。どのような想いであるのでしょうか?また、今後 TTJ以外にも手掛けるのでしょうか?
TOSHIMITSU:以前は前の事務所の時からのNKRレーベルでしたが、なにか自分でイチから作り上げていく場所が欲しくて、立ち上げました。今後はまだ未定です!
ーみなさんYouTubeクリエイターとしての活動や、独自の音楽活動をしていらっしゃいます。そのうえでTTJはみなさんにとってどのような存在なのでしょうか? また今後どのような活動をしたいとおもっていますか?
TOSHIMITSU:東海オンエアが部活だとしたら、TTJはサークル的な存在なのかもしれません。良い意味で気楽にやれているというか、純粋に音楽を楽しめているなぁと思います。東海オンエアの活動が辛いって事じゃないですけどね(笑)。
財部亮治:個人の活動では味わえない"音楽の楽しみ方"を感じることができる場所です。3人それぞれの得意分野があるからこそ、頼り頼られながら自分達の得意なパフォーマンスだけに思う存分発揮しているユニットだと思います。
JENNI:純粋に音楽を一緒にやって楽しめる仲間!笑ソロだと誰か歌うことがないので一緒に歌える空間が居心地良くて大好きです!
出典元:YouTube(としみつ東海オンエアの)
ーみなさんがリスペクトするアーティストと、その理由を教えてください。
TOSHIMITSU:SMAPは圧倒的エンターテインメント感!僕にとっての「こうなりたい!」の永遠の象徴です。UVERworldは真っ直ぐさや、自分の意志を伝える大切さを教えてくれたバンドです。yasu(Janne Da Arc / Acid Black Cherry)は、ステージ上での美しさやパフォーマンスの憧れの原点です。日本の音楽が大好きですね!
財部:幼稚園生の頃からマイケル・ジャクソンが大好きです。お墓参りに行くほどです。歌唱力やダンスは当たり前なのですが、彼ほど音楽を通して人種差別、貧困、環境、メディアなど様々な問題を音楽を通して戦い続けた偉人を知りません。
JENNI:アリアナ・グランデです。年齢と共に音楽に増してく女性らしさやパフォーマンスどの時代でもカッコイイと思える女性アーティストです。