アイドルたちの耳元〜SUPER☆GiRLS(坂林佳奈,萩田帆風)
アイドルが愛用しているイヤホンやヘッドホンを見せて頂きながら、普段のミュージックライフについて話をお聞きする連載企画「アイドルたちの耳元」。今回ピックアップするのは“夏と言えばスパガ!!”というイメージが定着したSUPER☆GiRLS(以下 スパガ)の坂林佳奈(さかばやしかな)さんと萩田帆風(はぎたほのか)さんです。今年の夏の新曲は「Summer Lemon」。日常生活も少しずつ元に戻りつつある2022年の夏。お二人の大好きな音楽のことと合わせて、いろいろなお話をお聞きしました。
SUPER☆GiRLSの耳元

ーお二人には、いつも使っているイヤホンを持ってきてもらいました。音質とか機能、デザインなど、イヤホンを購入する時の基準ってありますか?
坂林:AirPodsを使っています。これは1年前に買ったんですがノイズキャンセリング機能のすごい点が気に入ってます。あとはワイヤレスなのが楽ですね。普段使いのイヤホンは機能重視なんですが、もうひとつヘッドホンも持っています。
ー使い分けしているんですか?
坂林:私は〈歌ってみた動画〉をYouTubeで公開しているんですが、歌う時に使っています。よくレコーディングスタジオで使われているヘッドホンなので音質がすごくいいです。ずっと使い続けているので、イヤーパッドがボロボロになったりしますが自分で交換したりもしています。

ー自分でメンテナンスもしているんですね。大切に使っているんですね。
萩田:私は3年ぐらい前にプレゼントでもらったイヤホンをずっと使っています。でも名前が書かれていないので、どこのブランドなのかがわからないんです。AirPodsも欲しいんですけど、もの持ちが良いのもありずっと使ってます。
ー本当にどこにもブランド名がないですね。
萩田:誰か名前がわかる人がいたら教えてください(笑)。ノイズキャンセルとかはないんですが、壊れるまで大切に使いたいと思ってます。その代わりという訳でもないんですが、部屋で音楽を聴く時は「バルミューダ」のBluetoothスピーカーを使っています。音質がすごくいいです。
最近よく聴いている曲を教えてください
ーお二人に最近聴いている曲を5曲ずつ選んでもらいましたが、坂林さんの好きな Chilli Beans.いいですね。
坂林:私はファンの方からおすすめの曲を教えてもらうことが多いんですが、 Chilli Beans. のこともファンの方から教えてもらいました。最初に聴いたのが「lemonade」という曲だったんですが、全ての曲が私にドンピシャだったんです。それからは、毎日のように聴いています。可愛いらしいけど、いままでになかった世界観に引き込まれましたね。
ークリープハイプは少し古めの曲ですね。
坂林:クリープハイプは大好きで、高校生の頃からライブによく行ってました。尾崎世界観さんの歌詞はひとつの言葉にふたつの意味があったりする奥深さが好きです。あと、女性のなんとも言えない心情や気持ちを音楽で表現する方なのですごく共感できます。いろんな曲に私の想い出とか、昔に見た光景が詰まっていて、いまでも支えられている曲ばかりです。その中で「大丈夫」は一番好きな曲です。

坂林:Vaundyさんは大人の空気感というか、夜に聴きたくなるような感じがあります。仕事が終わった帰り道とかに聴いていると、周りの景色が変わって見えるんですよね。「napori」はお酒と合う曲だなって感じました。私はお酒も好きなので、飲みながら聴きくとピッタリです。
ーお酒が好きなんですね。だから「日本全国酒飲み音頭」が好きな曲に入っているんですね(笑)。この選曲には驚きました。どこで知ったんですか?
坂林:今年のお正月に出会いました(笑)。家族で新年会をやった時に、おばあちゃんも知っている曲ということで父が流してくれたんです。そこで初めて聴きました。いつでもお正月の気持ちになれるというか、もう私のヘビーローテーションです。好きすぎて朝から聴いたり、メンバーのラジオ番組で紹介したりしてます。すごく良い曲に出会えて嬉しいです(笑)。
ー萩田さんは女性ラップアーティストの人たちの選曲が多いですね。自分も知らなかった人もいました。
萩田:私は飽き性なところもあるので、ハマったらその曲ばかり聴いて、飽きたらまた新しい曲を探しにいくタイプなんです。部屋ではずっと曲を流していて、そこで知った曲やアーティストを好きになるパターンが多いんです。佳奈ちゃんとは対象的ですね。その中でもヒップホップやラップが好きで、よく聴いてます。バラードも結構好きなので、バラード系のラップが多いです。
ーちゃんみな含めた女性ラッパーの3曲のバランス、どれもすごく良いです。 Louis Vision,BBY NABE&Hinako Miura は話題になり始めてますよね。今回初めて知った Lil Merryもカッコいいですね。
萩田:本当ですか。 ありがとうございます。 Louis Vision,BBY NABE&Hinako Miuraの「Love's Like A Western Song」は、何回も同じ歌詞を歌っているんですけど、それを聴いていると気持ちが落ち着いてくるんです。そして、ずっと聴いていたいような気持ちにさせてくれます。Lil Merryさんの歌詞も好きで、前向きになれるんです。外にいる時、街の景色を眺めながら落ち着き系のラップを聴くことがルーティーンになっているかもしれません。だから、同じ曲を同じ曲順で毎日聴いてます (笑)。
ー後半は男性アーティストの曲をピックアップしてくれました。
萩田:YOAKEさんはTikTokで流行っている人気のアーティストです。「ねぇ」という曲と「なぁ」という曲があるんですが、私は「なぁ」の方が好きです。両方とも恋愛の歌なんですが、「ねぇ」は万人受けするような恋愛の歌で、「なぁ」はリズムがすごく個性的で不思議なエモさがあるのが気に入っています。たぶん私は定番的な曲より、どちらかというとマイナーな感じの曲の方が好きなんでしょうね。 INIはたまたまSNSで流れていて「めちゃサビがかっこいいじゃん!」と思った曲です。この曲は気持ちを上げたい時にピッタリなんです。
ーお二人の好きな曲のカラーがまったく違って面白いです。
萩田:全然違いますよね。私の聴き方が浅すぎて恥ずかしい(笑)。
坂林:そんなことないよ。みんなカッコいい曲ばかりで。
ー知らなかったアーティストも発見できて、選曲がそれぞれ興味深いです。お二人のお話を聞いて、さらに深く聴きたくなりました。
夏はSUPER☆GiLRSの季節
ーそれでは1年ぶりの新曲「Summer Lemon」についてお話をお聞きします。キャッチコピーにもありますが「夏といえば、スパガ!!」ですね。萩田さんはスパガとして2年目の夏になりますね。
萩田:昨年は加入して1ヶ月ぐらいでレコーディングだったので、最初に佳奈ちゃんと一緒にリーダーのレコーディングを見て勉強させてもらったところからスタートしたんです。どこで調節するとかも全部教えてもらって。とにかく無我夢中でした。それに比べると今回は、前回のMVの映り方とかも見て、もっといろんな表情ができたらいいなとか、考えることができましたね。特にサビ部分ではソロリップがあるんですが、そこで自分の良さをどれだけ出せるかななど、より意識できました。
ー坂林さんは4回目の夏です。
坂林:もう「ザ・スパガ!!」という夏にもってこいの曲を頂いて、すごく嬉しい気持ちになりました。でもサビの部分になるとマイナー調になったりして。この曲に出てくる女の子はツンデレだけど、想いはしっかり伝えたいという気持ちや全体のストーリーを意識して歌うことができました。

ー今回の「Summer Lemon」の曲の魅力はどんなところでしょう。
坂林:どうしよ。語り出すと止まらないかも(笑)。
萩田:それでは先にいいですか。佳奈ちゃん、長そうなんで(笑)。キャッチーな曲調はもちろんなんですけど、「Lemon! Come on!(レモン! カモン!)」というところも含めて「君が好きだもん」「マジカルだもん」とか歌詞で韻を踏んでいる部分が多いんですね。そこに可愛らしい女の子の気持ちがぎゅっと詰まっている曲だと思いました。
坂林:全体的には明るい曲なんですけど、Bメロとかサビに向けてちょっと落ち着いた感じで切なさもあったりするんです。可愛いんだけど、少しツンデレな面もある女の子というか。だからMVでも笑顔もあり、拗ねてる顔や困った顔とか、1曲の中で私たちのいろんな表情がギュッと詰まっているのを感じてもらえる曲になったと思います。ライブに来てくださった皆さんも、この1曲でスパガの魅力をどんどん知ってもらえるのかなって思ってます。
出典元:YouTube(SUPER☆GiRLS (iDOL Street公式) )
ーミュージックビデオを見ていたら、確かに自分も感じました。あと今回のMVでは、これまでのカラフルな水着と違って〈レモンイエローと白〉でコーディネートされているじゃないですか。それもあってか、みなさんの多彩な表情とか仕草がすごく映えている印象を受けました。
荻田:ありがとうございます。私たちも今回の水着、すごく気に入ってます。
坂林:振り付けもキャッチーで、ほかの夏ソングよりも細かい設定があったりします。例えば〈わたし今 君に照れるくらい夢中〉というDメロ部分は、ちょっと恥ずかしながら顔を隠すところとかも、顔の角度とか一つ一つに細かい演出があります(笑)。それをそれぞれの感じ方で表現するので、ほかのメンバーの表情とかがすごく刺激になりました。
ーその細やかな設定って事前にお話があって、考えてから現場に行くんですか?
坂林:それが違うんです。現場に行くまでどう表現するとかわからないので、一発撮りで撮影しているんです。
萩田:みんな、その時にインスピレーションで演じているんです。
ーそうだったんですね。そんなことも思いながら、MVを見るとまた違う見方ができそうです。
坂林:スパガのサマーソングって、これまでの「MAX!乙女心」や「ラブサマ!!!」など、“みんなではっちゃけよう”みたいなイメージが多かったと思います。でも最近は、スパガの元気さは変わらないまま、女の子の内面も表現できるようになったかなと思います。
出典元:YouTube(avex)
萩田:「Summer Lemon」も力強いという感じより、いままでと違う爽やかさも感じてもらえるんじゃないかなと思います。
ー今年の夏はMVでスパガが着ているようなレモンイエローの水着が流行するといいですね。
萩田:是非、私たちとお揃いで(笑)。曲の衣装はメンバーの長尾しおりちゃんが監修して考えてくれたんですが、すごく可愛いんです。本当は3パターンあって、首元や肩、お腹のデザインがそれぞれ違うんです。そういうところも見てもらえると嬉しいです。
ーカップリングの「STORY」もいいですね。コロナ禍でファンの人と会えない時期があったけど、ずっと見守ってくれてありがとうという感謝のメッセージに感じました。
坂林:そうなんです。私も最初に聴いた時、すごく熱い曲だなと思いました。スパガは今年で結成12周年を迎えたんですが、この先もファンの皆さんと一緒に進んでいきたいという想いがしっかり詰まった曲だなと思います。
萩田:曲調はこれまでと違ってK-POP調になってます。ラップも初めて挑戦したんですが、すごく新鮮に感じてもらえるんじゃないでしょうか。
ーラップの部分って萩田さんのアイデアかと思いました。
萩田:いやいやいや、全然違うんですけど、個人的にはすごく嬉しかったです(笑)。でも、そういったこともスパガの新しい一面なんじゃないかなと思います。ライブでは重低音もすごくて、本当に盛り上がります。コールとか復活したら、もっともっと盛り上がる曲になるんだろうな。

坂林:「STORY」にはガヤ入れも楽しくて、これ声出しできたら、どれだけ楽しいんだろと思うよね。
萩田:めちゃめちゃ楽しそう! カップリングだともったいないって思うくらい良い曲(笑)。
坂林:そうだよね。きっとスパガの新しい一面を感じてもらえる曲になったと思います。
ーそういう意味では、今回の2曲で新しいスパガに踏み出した感がありますね。
坂林:「STORY」もそうなんですが、前作の「WELCOME☆夏空ピース!!!!! 」のカップリングの「スイーツ」も、それまでのスパガと違う曲調にトライしていたのでファンの方に響いてくれたんじゃないかなと思います。「STORY」でも、スパガは違った雰囲気の曲もできるんだよという魅力を感じてもらいたいし、ライブでも“みんなのSTORY”と思ってもらえたら嬉しいです。
ー3月には横浜、名古屋、大阪で久しぶりのノンストップ・ライブ「SUPER☆GiRLS ノンストップ全力ライブ 2022」も行われ、6月には結成12周年の記念ライブも開催され、だんだんファンの方と出会える機会も増えてきましたね。
坂林:久しぶりの遠征だったので、なかなか会えなくなっていたファンの方も来てくれて良かったです。ノンストップ・ライブはMCもないから、すごい熱量を感じることができたし、想い出もたくさんできました。やっぱり、もっともっといろんな場所のファンの方に会いに行きたいなっていう気持ちでいっぱいになりました。
萩田:私は遠征でのツアーが初めての経験でした。
坂林:ノンストップ・ライブは全員が歩数計をつけるんです。それで、一番歩数の多いメンバーは景品が貰えるんですけど、初めてノンストップ・ライブに参加した萩田が1位を取っていました(笑)。
ーすごいですね、初参戦なのに。
萩田:しっかり歌うところは歌って、他は常に動いてました!あとは見えないところでも足踏みとか、ジャンプとかしてました(笑)。実はこれまでの先輩たちのノンストップ・ライブを見てたら、キツそうで嫌だなと思っていたんです。でも実際やってみると、ファンの人がすごい熱気で一緒に盛り上がってくれて、いつものライブとまったく違って本当に楽しかったし、得るものも大きかったです。
坂林:でも、やっぱり過酷だったよね。止まったら終わりみたいな感じで。
萩田:一生、走り続けてるみたいで、終わったらみんな抜け殻みたいでした(笑)。まるでマラソンランナー的なステージだったんです。

ーそのランナーズハイ的なライブに一度参加してみたいです。それでは最後に、今年の夏をどのように過ごしたいか教えてください。
萩田:スパガとしては、もっともっと新しいファンの方と出会いたいなと思います。新曲の「Summer Lemon」が本当に可愛い曲なので、同世代の若い女の子たちに知ってもらいたいです。そして夏なので、やっぱりたくさんの野外フェスに出させてもらえればいいなと思っています。プライベートでは昨年は夏を楽しむ余裕がなかったので、今年はメンバーのみんなとバーベキューだったりプールだったり、夏も満喫したいなっていう気持ちです。
坂林:ライブが有観客でできるようになったので、これまで会えなかった人に会いに行きたいし、また来て頂きたいなと思います。あとは「Summer Lemon」が本当に良い曲なので、何年か経っても今年の夏を想い出せるような夏の曲にしていければと思います。皆さん、スパガにハマるならいまです(笑)。プライベートでは大好きな海に行きたいですね。水平線を見ていたり、波の音を聞いていたりとか、夏だからこそ楽しみたいです。そして今年はお祭とか花火大会も開催されるところもあるので「やっぱり見ないと夏じゃないぞ!」と思ってます。
ー夏の想い出作りの中で「Summer Lemon」が寄り添えれば、素敵ですね。
坂林:海で「Summer Lemon」をかけて欲しいです!!
萩田:ね、大音量で!