わずか数ヶ月でYoutube再生回数1000万越えした日本のミュージックビデオ2016

2002年から開催され、今年もで15回目となる「MTV VMAJ（Video Music Awards Japan）」の受賞者が発表されました。この賞はMTVが主催し、年間の優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワード。各部門の受賞者が集い、最優秀ビデオ賞の発表が行われるスペシャルイベント「MTV VMAJ 2016 -THE PARTY!!-」も10月26日に開催されます。 音楽系動画ということでいうと、最近ではジャスティン・ビーバーがツイートしたこともあって爆発的な再生回数となっているピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が話題となっていますが、そのほかさまざまなミュージックビデオがYouTubeにMVをアップしています。そこで今回は、2016年にYouTubeにアップされた作品のなかで、1000万再生回数を超えたミュージックビデオを紹介！（※紹介記事内の再生回数は2016年10月11日現在のものです）2016年8月に公開され興行収入が145億円を超えた（2016年10月11日現在）大ヒットアニメーション映画『君の名は。』。その主題歌を担当しているのがRADWIMPS。4曲ある主題歌のうち2016年8月19日に公開されたこの作品は2ヶ月足らずで4000万再生を超えています。今年のエンタメの一大ニュースとなっている作品だけにまだまだその数は伸びるかも。出典元：(YouTube：radwimpsstaff)こちらはテレビ番組から一気に話題が広がった一曲。オリエンタルラジオのふたりを中心にしたダンス＆ボーカルユニット。フジテレビ系「ENGEIグランドスラム」で披露されてから一気に人気が爆発。4月25日に公開されたFullバージョンだけで、現在2900万再生を超えるほどの数字。1月公開のショートバージョンと合わせると7000万回オーバー！出典元：(YouTube：RADIOFISH UNION)DVDや音楽ダウンロードサイトなどのセールスも含めて、ビデオクリップで圧倒的な人気を誇るのがEXILE TRIBEやE-Girlsなど、いわゆるLDH系のアーティスト。もちろんYouTubeでの公式チャンネルも盛り上がっています。なかでも三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが3月にリリースしたアルバム『THE JSB LEGACY』のリード曲「Feel So Alive」は1600万回を超える再生回数（3月8日公開）。それまでと違った音楽性も見せた楽曲だっただけに、コメントも賛否両論盛り上がりました。いまさらですが、そういうコメントのやりとりもSNS系動画サイトの魅力。出典元：(YouTube：avex)2016年にデビューしたアーティストのなかで、大きな話題を呼んだアーティストのひとつが欅坂46。2015年に結成され、2016年4月にメジャー1stシングル「サイレントマジョリティー」をリリース。話題性はもともと高かったので、いきなりの好セールスとなったのですが、ある歌番組に出演したのをきっかけにその歌声とパフォーマンスにさらに注目が集まりました。単純に“歌がうまくて、ダンスもかっこいい”という声がそこかしこから挙がってきたのです。YouTubeの視聴回数も増え、もともと期間限定での公開予定だったようなのですが、10月11日現在でも公開を続けています。ちなみに再生回数は2800万回オーバー。コメントには「聴いてるなう（2016/10/10）」などのコメントもあるので、3000万回オーバーもあるかも。出典元：(YouTube：欅坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL)2016年にメジャーデビュー15周年を迎えますます活動の勢いをますケツメイシのシングル。『映画クレヨンしんちゃん　爆睡！ ユメミーワールド大突撃』主題歌となった一曲。そのため1600万回という再生回数になったのかと思いきや、コメント欄を見るとまるで違うコメントが。MVはダチョウ倶楽部のプロモーションビデオか、というぐらいダチョウ倶楽部な内容。おなじみのリアクション芸を披露するなか過去の写真などが流れるというシンプルといえばシンプルな作りなのだけれども、切なくて温かい楽曲とともに見るとなぜか泣けてくる。泣ける、ジーンとくる、でも笑えた。そんなコメントが飛び交ったMVです。出典元：(YouTube：avex)最後は“ミュージックビデオあるある”をそのまま曲にした岡崎体育の「MUSIC VIDEO」。テレビなど各所で紹介され話題になった“「MUSIC VIDEO」のミュージックビデオ”。5月リリースのメジャーデビューアルバム『BASIN TECHNO』の収録曲にもかかわらず1000万回以上の再生回数を達成。細かいことは言いません。まだ観たことのない人はこちらをポチっと、ぜひ観てください。にやにやすることうけあい。しかも音楽がめちゃくちゃかっこいいところがまた……。必見です。出典元：(YouTube：Sony Music (Japan)) かっこいい、かわいい、おもしろい。どんなものであれ、そのアーティストや楽曲の世界観を増幅させてくれるミュージックビデオ。YouTubeなどの無料動画サイトでフルバージョンを早くに公開することで、より多くの人に興味を持ってもらうということもできているようです。実際、海外アーティストでも多くの人たちが、アルバム全曲フル公開などをしています。ライブ一発撮りのシンプルなものから、制作費にいくらかかってるのという大作まで、さまざまなMVがあるので、ぜひお気に入りのMVを探してみてください！プレイリストには上記の作品のほか、MTV VMAJの各賞受賞作を挙げたのでそちらもぜひ。