西野カナ＆アリアナ、日米歌姫がチャート制覇！井上苑子がベストニューカマーに

2015年に最も愛されたアーティストは、果たして誰だった？　躍進を果たしたニューカマーは？　KKBOXが独自チャート「KKBOX JAPAN Best Artist」「KKBOX JAPAN Best New Artist」「Japanese Artist Hits in Asia」を発表した。2015年の1月1日から12月31日まで、サービス内での再生回数を集計した結果に基づくランキングだ。この記事では、かなり興味深い結果となったこのチャートを分析していこう。 「KKBOX JAPAN Best Artist」の邦楽部門は1位が西野カナ、2位が三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、3位がONE OK ROCKという並びとなった。 1位となった西野カナにとって、2015年は目覚ましい活躍を繰り広げた一年だった。2014年リリースの「Darling」が年を越えてもロングヒットを続け、4月には「もしも運命の人がいるのなら」、8月には「トリセツ」をリリース。特に紅白歌合戦でも披露した「トリセツ」は、乙女心を「取扱説明書」になぞらえて歌った一曲。これが広く女性の共感を呼び、長くにわたって結婚式や披露宴での定番ソングになりそうなナンバーとなっている。11月にはシングルのカップリングを集めた『Secret Collection 〜RED〜』『Secret Collection 〜GREEN〜』を2枚同時リリース。デビューから7年、いよいよ女性シンガーソングライターとして本格的な評価を獲得してきていると言えるだろう。 一方、洋楽部門は1位がAriana Grande、2位がJustin Bieber、3位がOne Directionという結果に。アリアナ・グランデは2014年リリースのアルバム『My Everything』がロングヒットするなか、サマーソニックでの来日公演も実現。11月には来年発売予定のアルバムからの新曲「フォーカス」も到着し、こちらも話題に。12月にはクリスマスEP「Christmas & Chill」もサプライズリリースされた。「ハネムーン・ツアー」の単独来日公演がキャンセルされてしまったのはとても残念だけれど、大の日本好きのアリアナのことだから、きっと戻ってきてくれるはず。2016年にリリースが予定されているアルバムと共に、楽しみに待っていたい。 そして、2015年デビューのアーティスト限定のランキング「Best New Artist 2015」は、2015年７月にミニアルバム『#17』でメジャーデビューを果たした18歳のシンガーソングライター井上苑子が1位となった。「大切な君へ」や「だいすき。」が同世代の共感を集める彼女は、ツイッターやツイキャスでのファンと積極的に交流していることも魅力。KKBOXの「Listen With」イベントもかなり盛り上がったようだ。 というわけで、「KKBOX JAPAN Best Artist」は日米を代表する歌姫がNo.1、そして「Best New Artist 2015」も、次世代の歌姫がNo.1となる結果となった。音楽を通してつながることのできるKKBOXだけに、リスナーに寄り添い共感を誘うポップな歌の力が、改めて愛されるための秘訣になっているようだ。

▼KKBOX JAPAN Best Artist（邦楽） 1位 西野カナ 2位 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE 3位 ONE OK ROCK 4位 EXILE 5位 AAA 6位 GReeeeN 7位 UVERworld 8位 BIGBANG 9位 JUJU 10位 加藤ミリヤ ▼KKBOX JAPAN Best Artist（洋楽） 1位 Ariana Grande 2位 Justin Bieber 3位 One Direction 4位 Taylor Swift 5位 Carly Rae Jepsen 6位 Maroon 5 7位 Flo Rida 8位 Pitbull 9位 Avril Lavigne 10位 Rihanna ▼Best New Artist 2015 1位 井上苑子 2位 浦島太郎（演：桐谷健太） 3位 FUKI 【集計方法】 ◎2015年１月１日〜2015年12月31日までの全再生数 ◎新人アーティストは2015年に初めて作品を発表したアーティスト