セカオワとのコラボが話題のアウル・シティーとは?

セカオワとのコラボが話題のアウル・シティーとは?
齋藤奈緒子
齋藤奈緒子

先日、日本のロックバンドSEKAI NO OWARIをフィーチャリングした、アメリカのエレクトロ・ポップ・アーティスト、アウル・シティーの話題曲「Tokyo」が世界リリースされ、KKBOXでもさっそく配信がスタートした。 SEKAI NO OWARIのFukase(Vo)は、「『Tokyo』は、焼き鳥屋で『次の新曲を一緒に歌ってみないか?』とアダムに言われた事がきっかけでした。僕たちがプレゼントした大正琴も楽曲の中で使われています」と、この曲が生まれた背景についてコメント。PVも公開され、今年10月の富士急ハイランドのセカオワ主催イベントでの共演の模様や、未来的な東京の風景の数々が使用されている。 本日は、今回のセカオワとのコラボで初めてアウル・シティーを知った方のために、彼について一通りおさらいを。まずアウル・シティーとは、米ミネソタ州出身の28歳のシンガーソングライター、アダム・ヤングによるソロ・プロジェクト。ポップで独特の浮遊感をもつ彼の音楽性は<ドリーミー・エレクトロ・ポップ>とも称され、2009年のメジャー・デビュー・シングル「ファイアーフライズ」は、全米・全英をふくめ世界23ヶ国でチャート1位、1200万枚のセールスを記録した。2012年には、「コール・ミー・メイビー」で大ブレイク中のカーリー・レイ・ジェプセンとのコラボ曲で、アサヒドライゼロCMソング「グッド・タイムズ」が大ヒット。日本には単独公演の他、フジロックやアジカン主催のNANO MUGEN FES. '14などでしばしば訪れている。ちなみに趣味は食べることで、好きな食べ物は「牡蠣」だそう。 そんなアウル・シティーは、セカオワやカーリーの他、数々のコラボレーションでも名曲を生み出しており、「Tokyo」と同時リリースされた「You're Not Alone」ではブリット・ニコル、その前の「Beautiful Times」では、踊るヴァイオリニストのリンジー・スターリングなど、多彩なメンバーと積極的にコラボ。なかでも筆者の一押しは、男女デュオのHe Is Weにフィーチャリングされた「オール・アバウト・アス」(2011年)。彼のもう一つの魅力である、フォーキーな癒しの歌声が堪能できます。今回ご紹介した曲はすべて、以下の「おすすめ楽曲」で是非チェックを。

齋藤奈緒子
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