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Vacancy

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Lyricist: 銀色夏生     Composer: 原田真二


なにもかもダメですね
気にしてばかりで
ここまでこられて幸せなはずなのに

炭酸にストローふざけて笑ってる
手をふるテラスの横顔がまぶしいわ

指を そっと のばしたら
この恋は消えるのね
銀河をわたる風のように
あなたはすりぬけてしまう

麦わらを片手に眠ったふりしてる
さっきから呼んでるの ねえ 波がたかすぎて
少しこわい

だれのものにもならないの?
あなたはやさしいわ
気づかれないように夜明け前
部屋から ぬけだすのはなぜ

静かなクロール
リーフが光ってる
読みかけの本を 砂浜になげだして

この次の約束に困った顔したの
夕日の反射がまぶしかったせいでしょ