Lyricist: 松尾潔 Composer: 川口大輔
なぐさめの台詞なら 今はまだ欲しくない
あなたのその声に 似合う言葉では ないから
「これで終わりにしてよ」 切りだしたのは私
きらめいてる想い出 錆びてゆくまえに
「あきらめるには早い」 あなたはそう言うけど
やり直せないことは わかっているはずよ
ふたつの現実(リアル) ひとつの真実
こんな場面 出遭う予感がしていた
なぐさめの台詞なら 今はまだ欲しくない
あなたのその声に 似合う言葉ではないから
さよならもいらないわ どこかへ消えてほしいだけ
これがラストシーン あなたと私にふさわしい 最後
完璧なひとじゃない 弱いところもあった
だけど好きになってた だから好きだった
あなたに出逢えたこと 悔やんだりはしないわ
ただ愛し方だけが 間違っていたの
ひろい世界の片隅でふたり
もうひとつの世界をつくり こわした
かなしみの台詞なら 私は言いたくない
ふたりのこの愛に 似合う言葉では ないから
灯りは消したままで 音楽はかけたままで
ここから出ていって 私が窓辺で寝ているうちに
不確かなものばかり かき集め暮らすより
心をふるわせて生きたい
なぐさめの台詞なんて いつだって欲しくない
あなたのその声に 似合う言葉ではないから
さよならもいらないわ どこかへ消えてほしいだけ
古い映画のように あてのない旅のように
これがラストシーン あなたと私にふさわしい 最後