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手の温度

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Lyricist: 深沼元昭     Composer: 深沼元昭



ずっと苦手だった
自分の部屋にいながら
「そろそろ帰らなくちゃ」
何処へってわけでもない
不意にそう思うのが

見えないからこそ
未来ってよぶんだろ?
一歩も動かなくても
僕らはそこへ向かう
記憶のふちには不確かな後悔が
今は確かなこの手を離さないでいよう

いつだって語尾を濁してれば
間違ってると言われることはない?

空売りされた夢を
今から全部かき集めて行くよ

旅路の果てには
当たり前のようにスタートライン
回り道ばかりでも
僕らは満たされる
記憶のふちからはみだしたものが
そっと折り重なっていく
ふさわしいこの場所で

見えないからこそ
未来って呼ぶんだろ?
今は確かなこの手の
温度を感じて