祝・新成人! 2016年成人式を迎えるアーティストは?

祝・新成人! 2016年成人式を迎えるアーティストは?
海老沼邦明
海老沼邦明

毎年話題になる「新成人」。今年から選挙権が18歳以上となり、お酒とタバコも18歳からOKになるとかならないとか言われている時代ですが、やはり20歳、成人というのはひとつの大きな節目。ということで、今年新成人を迎えるアーティストをピックアップ! (今年新成人を迎えるのは1995年度、つまり1995年4月2日から1996年4月1日までに生まれた人たちです)

NHK紅白歌合戦でも熱唱!

トップバッターは大原櫻子。まあ、順番は特に関係ありませんが……。2015年末のNHK紅白歌合戦にも出場し、うるうるとした瞳で「瞳」を歌ったのが印象的だった。主演映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の劇中バンドでリアルデビューし、その後ソロでリリースを重ねた。デビュー当初は“元気”という印象があったのだけれど、最新シングル「キミを忘れないよ」ではちょっと大人びた雰囲気も漂わせたラブバラードを披露。今後どのように変わっていくのか、期待大!

(YouTube:大原櫻子)

注目のシンガーソングライター

続くひとりは注目のシンガーソングライター、藤原さくら。歌唱力、とくに表現力に魅力のあるミュージシャンだ。ちょっとハスキーでいて、ふわりと包み込むような歌声。和製ノラ・ジョーンズと言われたこともあった。それもよくわかる。でもジャズ、ボサノヴァとジャンルでくくるのはあまりそぐわない。とにかくポップでオーガニックなサウンドが心地いい。ドラマ、CMタイアップ曲も多く、注目度急上昇中。今年はどんな曲を聴かせてくれるのだろうか。

(YouTube:藤原さくら)

生駒里奈がグランプリ?

ニコニコ動画を運営するドワンゴが一般投票で選んだ「新成人アワード」で、見事グランプリを獲得したのが乃木坂46の生駒里奈。乃木坂46の活躍を考えれば当然とうなずいてしまう。もちろんアイドル勢にはほかにも新成人がたくさん。AKB48の入山杏奈、木﨑ゆりあ、前田亜美。もちろんSKE、HKT、NMBにも。それからベイビーレイズにだっているし……と名前を挙げていてはきりがないのでやめよう。ももいろクローバーZの玉井詩織も今年新成人。デビュー当初は全員が学生で平日が学校のため「週末ヒロイン」として活躍していたのに、10代は残すところ最年少の佐々木彩夏ただひとり。時間は過ぎていくものです……。映像は生駒里奈がセンターを努めた乃木坂46のデビューシングルのMVです。

(YouTube: 乃木坂 46 OFFICIAL YouTube CHANNEL)

メンバー全員が新成人

メンバー5人全員が1995年生まれ、一度に新成人となる女性5人によるロックバンド、がんばれ!Victory。ちょっと懐かしさもある、ストレートなロックを鳴らす彼女たち。でもやっぱりそこに“女声”が乗るから、ちゃんと“ガールズロック”の魅力も満載。インディーズでのデビューは2011年。当時最年少で<ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2011>に出演したことも話題になった。そして2015年に「全力!スタート/夢のつづき」の両A面シングルでメジャーデビュー。インディーズではミニ・アルバムをリリースしているが、フル・アルバムはインディーズ、メジャー通してまだリリースがないので、今年は期待できる、かも?

(YouTube: がんばれ!Victory)

1995年のヒット曲は…?

今年の新成人が生まれた年、1995年のヒット曲を振り返ってみよう。年間トップはDREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」。続いて、もう2度目の成人式を迎えようとしている筆者だから、「古くならない、いい曲が並んでるなぁ」と思ってしまうのかと思いきや、福山雅治(「HELLO」)、Mr.Children(「Tomorrow never knows」)、スピッツ(「ロビンソン」)などなど、現在でも最前線で活躍するアーティスト、聴き継がれ、歌い継がれる名曲がずらりと顔を並べる。20年後というとなんだか気が遠くなるような気もするけれど、2016年にリリースされる曲も2036年にこうして振り返られるんだろうな。そのころには僕は3度目の成人式間近なのか……。

海老沼邦明
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