大友良英がディレクターを務める、アジアのアンダーグラウンド音楽フェス「Asian Meeting Festival」

大友良英がディレクターを務める、アジアのアンダーグラウンド音楽フェス「Asian Meeting Festival」
濱安紹子
濱安紹子
ネットメディア、SNS、音楽配信サービスの普及によって、たくさんと音楽と出会う機会が増えてきた昨今ですが、それでも世の中にはまだまだ数えきれないほど多くの優れた音楽作品やアーティストが潜んでいます。特にいくつかのアジア諸国では音楽やアートが検閲の対象とされ、ネット上で得られる情報も限られているため、その存在すら知られていない音楽やアーティストが多く存在している、という事実をご存知でしょうか? そんな状況の中でも独自の音楽性を追求し続け、ローカルシーンの中でサバイヴしながら虎視眈々と作品を発表し続けているインディペンデントなアーティストたち——。そんな彼らに目を向けたのが、あの大友良英がアーティスティック・ディレクターを務める「Asian Meeting Festival 2016(アジアン・ミーティング・フェスティバル2016)」です。国際交流基金アジアセンターが主催、音楽交流を目的に開催される同フェスは、シンガポールのユエン・チーワイと香港のdj sniff(水田拓郎)によるキュレーションのもと、東南アジアや東アジアの各都市の個性的な音楽家を招聘。2月6日(土)より東京・神戸・京都の各所にてライブやトークショーなどを行う予定です。また、同フェスは2月6日(土)、ライブストリーミングサイト「DOMMUNE」とコラボレーションし、大友良英とアジア各国から集まったミュージシャン10組との即興演奏をライブストリーミング配信。同日20時〜22時より、会場となるRed Bull Studios Tokyoからライブの模様を生放送でオンエアします。
(YouTube:Asisn Music Network) また、イベント内では日本初公開となるタイのアンダーグラウンド音楽を紹介するドキュメンタリー映画の上映やトークセッションも予定されています。多様なバックグラウンドを持ち、それぞれの音楽シーンで唯一無二の個性を放つ音楽家たち。滅多に触れることのできないアジアのローカルな音楽シーンを垣間見ながら、ステージ上で彼らが“音楽”という共通言語を使ってどのように会話するのかに注目し、実験的でアヴァンギャルドな音楽世界を体験してください。また、同フェス別公演日には七尾旅人、DODDODOといった日本人アーティストも出演予定。その他の公演情報やラインナップなどの詳細は、オフィシャルサイトにてご確認ください。
濱安紹子
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